SSLを使用しているかは何を見れば見分けられるでしょうか?
(正解はページ下部)
SSLと書いて「エスエスエル」と読みます。
URLと書いて「ユーアールエル」に続くそのままな読み方のIT用語です。
Secure Sockets Layer の略。
ひとつの「S」が「Secure(安全な)」の略ということは覚えておきましょう。
何が安全なのかというとインターネットでの通信。
通信内容を暗号化する技術がSSLです。
インターネットを利用する際にキャッシュカードの番号などを入力することがあると思います。これを第三者に盗み見られないように暗号化するためなどにSSLは使われています。
このSSLを使っているかどうかを見分けるのに有効なのがURL。
URLは「通信方式://ドメイン名/フォルダ名/ファイル名」の形式になっています。
URLについて忘れてしまった人は下記の記事を読み直してください。
(⇒ 中学技術家庭のテスト対策(4)URL)
URLの中にある通信方式でSSLを使っているかを見分けられます。
ここが「https」となっている場合はSSLを使っています。「http」なら使っていません。
「http」の後ろに「s」がついていつかどうかで区別できます。また、SSLの場合には、(鍵マーク)や「保護された通信」と表示されるブラウザもあります。
では、「s」がついていないサイトは危険なのかというと、そうとは限りません。
あくまで、そのサイトで何かを入力するときに入力内容が暗号化されないというだけです。
例えば、文部科学省のサイトには「s」がついていません。
http://www.mext.go.jp/
こうした参照するだけのサイトであれば、「s」のありなしにこだわる必要はありません。ただし、何かの申し込みを行うようなサイトで個人情報を入力する場合は「s」がついているかを確認しておきましょう。
サイトが信頼出来るかどうかのひとつの目安にもなります。
(ア)URL
URLの通信方式が「https」となっていれば、SSLを使用しています。