ちょっと差のつく調べ学習でのスライドの作り方

ちょっと差のつく調べ学習でのスライドの作り方

調べ学習のスライドにはレイアウトの定番パターンあり

調べ学習のまとめスライドにはいくつかのパターン(レイアウト)があります。
このパターンさえ知っておけば、あとは自分なりに応用できます。

 

定番のスライドをデザインとともに掲載しておくので、参考にしてみてください。

 

比較する

 

2つのものを表形式にして比較するパターンです。

 

ポイントは比較する項目
上の例では「高さ」「重さ」「建立年」「年観光客数」「インスタ映え」です。

 

最初に客観的な数値など定番のモノを持ってきて、あとのほうに「自分なりの色」を出せる項目を入れておくと、オリジナリティが出ます。

 

ランキング形式にする

 

順位をつけてランキング形式にするパターンです。

 

イラストを効果的に使うことで効果的に見せることができます。
(上の例では、「1st」「2nd」「3rd」の部分がイラストです)

 

こうしたイラストは「フリー イラスト 1位2位3位」「フリー イラスト 金銀銅メダル」などで検索すると見つけることができます。

この形式でスライドを作成すると、発表のときに、1位を隠してクイズ形式にするといったことができます。

 

2軸マップを作成する

 

2軸とは数学でのX軸とY軸のことです。
数学のことなんて思い出したくないという人は上の図を見てください。

 

作り方はタテとヨコでちがう指標となるものを用います。
上の例ではタテが山の高さ、ヨコが山のある場所(東西)を示しています。

 

こうして整理することで、「西のほうに高い山がない」ということが一目でわかります。

 

この形式でまとめるときのポイントは軸の取り方です。4分割されたマップのどこかに特徴(ここだけない、ここに集中など)が出るようにすると効果的です。

 

2軸マップの軸として使える項目例
  •  ← 高い : 低い →
  •  ← 多い : 少ない →
  •  ← 濃い : 薄い →
  •  ← 長い : 短い →
  •  ← 暑い : 寒い →
  •  ← 広い : 狭い →

 

流れ図を作成する


 

職業調べ」や「モノづくり調べ」のまとめ方で使えるデザインです。

 

順番に流れを説明したいときに効果的なスライドです。
レイアウトによっては、横だけでなく、縦に矢印をつけてみてください。

 

LINE風の会話形式にする

 

LINEのような会話風に調べたことをスライドにまとめるのも効果的です。
質問⇒回答という流れで、調べたことをまとめることができます。

 

作成するスライドをイメージしてから検索するのがコツ

調べ学習のコツは、先に作成するスライドをイメージすることです。そうすることで、スライドを作成するときに必要な項目がわかり、そのために必要な情報を検索することができます。

 

とりあえず検索してみて…では時間がかかるだけで、調べ学習として成果をまとめるのに時間がかかってしまいます。ココで挙げたサンプルを参考に先にまとめ方をイメージしてみて下さい。

 

本文、見出し、箇条書きの使いわけ+イラストでアクセント

どのレイアウトを使用するにしてもスライド作りで大切なのは、文章と視覚要素です。

 

文章は、本文見出し箇条書きを適切に使い分ける必要があり、視覚要素としては写真イラストグラフなどで全体にアクセントを出すことがポイントです。

 

ノートにまとめるのとちがい、スライドで資料を作る場合は(デジタルデータで作る場合は)、やり直しがコピペ操作などでカンタンにできます。このメリットを活かして、まずは構成要素となる文章と視覚要素を一通りスライド上に配置してみることをオススメします。

 

置いた要素を動かしながら考えることで、いいアイデアが浮かんでくることがあります。
ぜひ試してみて下さい。

 

Googleスライドの基本的な使い方はコチラで解説