名前や顔写真をネットにアップするリスク(2)

名前や顔写真をネットにアップするリスク(2)

名前や顔写真をネットにアップするリスク(2)

SNSなどネットに名前や顔写真を不用意にアップすることは、自分の将来を台なしにしてしまう可能性もあります。「犯罪に巻き込まれるから」という理由ではありません。

 

誰にでも関係する、もっと身近なことです。

 

就職活動でマイナス

ほとんどの人は高校卒業か大学卒業で就職活動をすることになると思います。
まだ遠い先と感じるかもしれませんが、そのときは確実にやってきます。

 

就職活動の第一歩は応募。エントリーシートといった呼び方は将来的には変わるかもしれませんが、就職を希望する企業に応募するという行為は変わらないハズ。いわゆる書類選考です。

 

そのときに、名前と顔写真は必須ですよね。
匿名で就職活動をするなんてことはありえません。

 

書類選考で企業がチェックするポイントはいくつかあります。
その中に「応募者のSNSをチェックする」という項目を入れる企業が増えてきています。

 

どの企業にとっても個人情報の扱いは大切です。
顧客の個人情報をネットにさらしてしまうような人物は採用したくないのです。

 

「芸能人がお店に来た」なんてのも個人情報です。
社員がSNSなどでネットにアップしてしまったら、その企業自体が責められます。

 

こうしたことは社員教育以前のモラルの問題です。
やる人は注意したってやる。やらない人は何も言わなくてもやらない。

 

だから、そうしたことをやらないような人を採用するというのが企業の考え方です。

 

私は個人情報に対する認識が甘い人間ですと宣言しているようなもの

SNSに自分の実名や顔写真をアップしている人は個人情報に対する認識が甘いと世間に宣言しているようなものです。見る人が見れば、そう考えます。

 

「個人情報に対する認識が甘い」人間を企業は採用しようと思いません。
むやみに顧客の個人情報をさらしてしまいそうだからです。

 

自分にはそんなつもりはないと言ってもムダ。
大切なのは企業(ほかの人)にどう思われるかということです。

 

ネットに実名や写真をアップしてしまうと、個人情報に対する認識が甘いと世間からは思われます。そのことによって就職活動のときに書類選考で落とされるなど不利益を受けます。

 

就活だけではありませんバイトの採用でもそうしたことが行われるようになっています。
個人情報に対する取扱いに企業側が慎重になってきているからです。

 

こうしたリスクがあることも覚えておいてください。