「学校のパソコンって使えねー、こんなこともできないのかよ」
なんて言ってみたくなるときありませんか?
家でパソコンをあたり前のように使っている人にとっては、学校のパソコンなんて「クソ」なのかもしれません。
イライラしますよね。
でも、ちょっと冷静に考えてみてください。
そもそも、家で使っているパソコンより学校のパソコンの性能が劣っているのはあたり前です。
このことはパソコンに限りません。
例えば、勉強机。
教室で使っている勉強机と家にある勉強机を比べるとどうでしょうか?
教室の机のほうが圧倒的に狭く、小さいですよね。
広くて大きい机のほうが勉強しやすいのではないでしょうか。
机が広ければ辞書や参考書などを置いておくことができ、必要なときにスグ手に取って使うことができます。学校の「あの狭い机」ではこうした使い方は出来ないですよね。
だからと言って、「学校の机じゃ勉強できねぇー」とはならないですよね。
学校の机の広さにあわせた使い方をしているからです。
もう忘れてしまっているかもしれませんが、小学校低学年(1年生や2年生)のころには、机の狭さに文句を言っている子もいたはずです。
「国語の時間なんだから、算数の教科書はしまいなさい」と先生に注意されて、「えー、めんどくさーい」なんて答えていた子がいませんでしたか。
中学になってそんな人はいないですよね。
自然と学校の机の広さにあわせた使い方に慣れたからです。
パソコンも同じ。
家と同じような使い方はできません。
パソコンの性能が家と学校では違うからです。
学校のパソコンにあわせた使い方を覚えればいいのです。
「こんなこともできないのかよ」とイライラしても無駄。
学校のパソコンでは「どんなことが、どこまでできるのか」を探ってみてください。
与えられた環境で出来ることを探すというのは生きていくうえでとても役に立つスキルです。
「生きていくうえで」なんて大げさな言い方になってしまいましたが、そうしたことも意識するとイライラがなくなると思います。イライラするより、考え方を変えてみてください。