テストに出てくる紛らわしい用語を解説IT関連用語は紛らわしいものが少なくありません。普段、使用していない用語は、似たようなカタカナ語やアルファベット3文字の略語など何が何だかわかりにくいものです。中学技術家庭のテスト問題で出題されそうな紛らわしい用語をまとめました。直前テスト対策などで活用してみてください。技術家庭(情報分野)で出てくる紛らわしいカタカナ語ビットとバイトどちらもデータ量を表わすときに使う単位です。コンピュータはオンかオフかの2種類でしかデータを表現できません。オンかオフか(1か0か)を表わすのが1ビットです。なので、1ビットが最小単位となります。これが8つあつまると1バイト。1バイト=8ビットというわけです。小さい「ッ」があるほうがサイズが小さいと覚えておきましょう。ファイルのサイズを表わすときはバイトを使うのが一般的です。Kをつけてキロバイト、Mをつけてメガバイトとなります。メールに添付できるのは2メガまでというときの2メガは正確に言うと「2メガバイト」のことです(バイトは省略されることがあります)。ドメインIT用語としてはのドメインには複数の意味があるのですが、中学の技術家庭で出てくる場合はURLの一部と覚えておけばOKです。URLがわからないと、一部と言われても意味不明ですよね。URLとはインターネット上のアドレス(住所)のこと。東京大学のURL(トップページ)http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.htmlこれがURLです。このうち「www.u-tokyo.ac.jp」がドメインと呼ばれる部分です。このドメインでは、国名(jp)、組織名(u-tokyo)、組織の種類(ac)などを表わします。フィルタリング身近なものになっているので聞いたことがある人も多いかと思います。フィルタリングとは、セキュリティに関する技術のこと。有害な情報を遮断するために用いられるのがフィルタリングソフトです。スマホや携帯でも用いられています。ハブ、ルータこの2つは通信機器の名称です。どちらもネットワークを構築するときに必要となります。学校など組織の中でコンピュータ同士やコンピュータとプリンタをつなげるために使うのがハブ。インターネットなど外部のネットワークとつなぐときに使うのがルータです。技術家庭(情報分野)で出てくる紛らわしい英語表記ややこしい英語表記の用語も整理しておきましょう。LAN、WAN後ろの2文字がANで共通ですね。ANはエリアネットワークの略です。どんなエリアかを表わしているのが「L」と「W」。「L」…ローカル、建物の中だけなど限られた狭いエリア「W」…ワイド、遠隔地などを含む広いエリアLANはラン、WANはワンと読みます。URL、SSL後ろの一文字だけがLで同じです。どちらもインターネットに関する用語。URLは上のドメインのところの説明でも出てきましたね。インターネット上での住所、ファイル名のことです。SSLはセキュリティに関する用語。暗号化に関する技術で「https」の「s」は「SSL」を意味しています。