校外学習の感想文にはテンプレート(書く内容の枠組み)となるものがあります。
学校でこうしたものを用意してくれている場合は、それに沿って書けばよいのですが、そうでない場合やあってもザックリとしすぎているとどう書いたらいいのかわかりませんよね。
そこで、スラスラ書ける校外学習感想文のテンプレートを紹介します。
自分の体験にアレンジして使ってみてください。
こうした構成で書くと感想文・レポートとして十分な内容になります。
それぞれの項目でどのような内容を書けば良いかをくわしく説明します。
まずは、校外学習ですることになった体験・内容のきっかけを書きます。無理して「立派なこと」を書く必要はありません。どうして、それをすることになったのかを正直に書けばOK。
選べるものの中では一番興味があったからとか、なんとなくこの分野が面白そうだと思ったからとか。
あまり気乗りしなかったならそう書けばいいですし、楽しみでワクワクしていたならそう書きましょう。
つぎに校外学習で体験すること・内容が決まった後の自分の気持ちを書きます。
やったことがないことなので不安だったとか、面倒くさそうだなとか、むずかしそうだなとか。
ここでも立派な意気込みはいりません。何かを学ぼうとする姿勢は、もちろん重要ですが、「感想文」は自分の気持ちに正直に書くことも大切です。
不安がありながらも、こんなことができたらいいなという希望を持っていたという書き方にしておくと、この後も書きやすくなりますし、文字数も稼げます。
ここで、実際に校外学習を行ったあとの感想を書きます。
いきなりここから書き始めようとするのではなく、前の2つ「校外学習で○○をすることになりました。」「○○をする前は△△だと思っていました。」を活かして、このパートを書きます。
体験型の校外学習でなくても、何かを見学する校外学習でも同じです。
体験してみてどうだった、見学してみてどうだった…を書きます。
このパートで前向きなこと(ポジティブなこと)を書くために、あえて前2つのパートでは否定的なことを書いておくというのもテクニックです。
最後のまとめのパートです。ここでは校外学習を通して学んだことを書きます。
内容的には前の3つのパートで書いたことをカンタンにまとめて、「○○についての認識が深まりました」「○○についてもっと知りたいと思いました」という展開に持っていくのが定番です。
また、最後に校外学習で関わった人に感謝の気持ちを述べておくと文章全体としてまとまります。
ここまでは校外学習の感想文のテンプレートとなるものを紹介しましたが、以下では具体的なフレーズをいくつか掲載しておきます。自分の体験・内容にあわせて書き換えて使ってみてください。
こうしたフレーズの中から自分の体験にあったものをいくつかピックアップして、そのフレーズの前後に文章を加えていくことをオススメします。職場体験の感想文に限らず体験レポートを作成する場合には、文章の頭から順番に書いていこうとするとうまくいきません。
ポイントとなるフレーズや段落を先につくり、それを最終的に組み合わせて文章にする。これがレポートつくりのコツです。参考にしてみて下さい。