中学生の鎌倉校外学習で定番中の定番なのが歴史の授業と絡めた寺院めぐりです。
鎌倉時代、鎌倉幕府と関連の場所を調べて、現地に行ってみる。テーマとして無難です。
具体的にどんなテーマがあるか紹介します。
鎌倉には鎌倉五山(かまくらござん)と呼ばれる寺院があり、1位から5位まで格付けされています。
1位 | 建長寺 | けんちょうじ | 神奈川県鎌倉市山ノ内8 |
---|---|---|---|
2位 | 円覚寺 | えんがくじ | 神奈川県鎌倉市山ノ内409 |
3位 | 寿福寺 | じゅふくじ | 神奈川県鎌倉市扇ヶ谷1-17-7 |
4位 | 浄智寺 | じょうちじ | 神奈川県鎌倉市山ノ内1402 |
5位 | 浄妙寺 | じょうみょうじ | 神奈川県鎌倉市浄明寺3-8-31 |
特徴的な場所を事前に調べて、現地に行って写真を撮る。
撮った写真をもとにクイズ形式(ここはどこ?)にまとめるといったことができます。
「鎌倉は四方を山と海に囲まれた自然の要塞になっている」と歴史の授業で出てきたと思います。
これを実際に現地に行って体感するのも定番テーマです。
事前にどの方法に何が見えるのかを調べておくのがポイントです。
上の地形図は地理院地図サイトにある「自分で作る識別標高図」という機能をつかって作ったものです。事前学習でこうしたものを作っておいて、現地に行って体感するということが考えられます。
「定番モノでは面白くない」「歴史、地理に関連したものはみんながやるからつまらない」という人にオススメのテーマがコチラ。
江ノ島電鉄(江ノ電)について調べてみると面白いかもしれません。
鉄道好きな人でなくても、見た目がレトロでかわいく感じる江ノ電には魅力が詰まっています。
こんなことを調べて、現地に行って乗ってみる。
乗ってみたらどうだった。こんな景色が見えた…。あとでレポートにまとめるときもネタに困りません。
「聖地巡礼」という言葉があるように、アニメや映画で出てきた場所を訪れることがブームになっています。鎌倉には、こうした「聖地巡礼スポット」が数多くあり、観光客も訪れています。
そこで問題になっているのが観光公害、オーバーツーリズム。
現代的な問題です。これを校外学習のテーマとすることもできます。
事前に鎌倉の主な聖地巡礼スポットを調査→現地に行ってどんな問題が起きているか体感→問題点と解決策についてレポートにまとめる。定番のものとはちがったテーマにすることができます。
以上、鎌倉校外学習のテーマで定番なものとちょっと変わったものを2つずつ取り上げました。
参考にしてみて下さい。