中学卒業文集で使えるフレーズ・例文(書き方がわからない人向け)

中学卒業文集で使えるフレーズ・例文集

卒業文集の書き方がわからない人向け

中学校の卒業文集は一生の想い出として残るものです。
おとなになってふり返って読むと当時の想い出がよみがえってきて、なつかしく思えます。

 

だからと言って、大事に書こうとしすぎると、何も書けなくなっちゃうんですよね。
アレも書こう、コレも書いておこうと思ったり、そもそもどう書けばよいのかわからなかったり。

 

そこで、中学生向けに卒業文集で使えるフレーズ・例文を集めました。
こうしたものの中から自分にあったものを選んで、文章をつくっていくと書きやすくなります。

 

ポイントは最初から文章として書くのではなく、フレーズ・例文として使いたいものを自分の体験にあわせて書き換え、そうしたフレーズの順番を入れ替えたりして、文章として組み立てるのが効率的です。

 

そうすることで、書き残しがなくなりますし、文章としての完成度も上がります。
それでは、いくつか例文を掲載しておくので、上手に活用してみて下さい。

 

中学卒業文集で使えるフレーズ・例文集

部活動に関すること

  • 中学校では○○部での練習が私の宝物です。
  • 強いチームではありませんでしたが、みんなで力をあわせて頑張ったことが、一番の思い出です。
  • 朝早くから夜遅くまで、練習はきつかったけど、試合で勝てたことが最高のよろこびです。
  • 最後の試合は悔しい敗戦でしたが、仲間と一丸となって戦ったことは一生忘れません。
  • ○○部での経験は、単なるスポーツ以上のものを教えてくれました。

友人・クラスメートについて

  • 修学旅行で迷子になりかけたときに○○ちゃんと一緒に食べたアイスクリームの味が忘れられません。
  • テスト前の勉強で泊まりに行ったとき、ほとんど勉強せずに、おしゃべりしてたことが最高の想い出です。
  • スキー合宿での夜更かしトークでみんなで○○について激論したのを思い出します。
  • 帰り道に○○さんと将来のことなどについて話し合ったのが忘れられません。
  • 3年のときしか一緒のクラスにならなかったけど、ずっと一緒だったみたいに仲よくなれました。

自分の将来について

  • まだ将来どんな職業に就きたいか決まってませんが、高校に行ってそれを見つけたいと思っています。
  • 将来は医療の道に進みたいと思っています。ただ、今の学力ではまだまだなので、これからしっかり勉強します。
  • いずれ海外に住んでみたいと思ってます。できれば、暖かい国がいいな。
  • どんな道に進むにしても、いまの友達との絆を大切にしていきたいと思っています。
  • 25歳までに結婚して、子どもは3人以上ほしいと思ってます。その理由は…

授業・先生について

  • 理科の実験だけは毎回楽しみにしていました。
  • 社会の授業のときに〇〇先生がする脱線話が楽しみでした。…という話を特に覚えています。
  • 進路相談で先生と話したことで将来、〇〇の道に進みたいと思うようになりました。
  • 毎週水曜日に行っていた図書室の自習教室を皆勤したことが自信につながりました。
  • 模試で苦戦したとき、先生が個別にアドバイスをしてくれて、次回に向けてのモチベーションが上がりました。

感謝・締めの言葉

  • 大切な出会いと経験に感謝し、これからもその恩返しをしていきたいと考えています。
  • 学校での様々な経験に感謝します。これからもその経験を生かし、成長していきます。
  • 文化祭、体育祭などクラス全体で盛り上がるイベントをたくさん用意してくれた先生方に感謝しています。
  • 卒業を迎える今、出会ったみんなへの感謝と共に、これからも学んだことを生かしていけるよう努力していきます。
  • 〇〇中学校で培った思い出、友情、知識に感謝の気持ちを抱きながら、新たな未来に向かって進んでいきます。
 

あくまで典型的なフレーズ・例文として紹介しました。
ここで紹介したものを自分なりにアレンジ、組み合わせて卒業文集をつくってください。

 

卒業文集に何を書いたらいいかわからない人は…

そもそも、卒業文集に書くことを思いつかない人は、10年後の自分に向けたメッセージを書いてみることをオススメします。

 

10年後の自分を想像して、どんなことをしているか?どんなところに住んでいるか?を書いたり、いま思っている将来の夢を書いてみたり。将来の夢がまだ決まってない人は、その気持ちをそのまま書いてみましょう。

 

こうしたことを書いておくと、10年後に読み返したときに、中学生の頃はこんなこと考えてたんだ〜。考えていたのと全然違うことしてるな〜とか、楽しく読み返せます。

 

ちょっとした、10年後の自分へのプレゼントになるんですよね。
10年も経つと、どんなことを考えてたかなんて忘れてしまうものです。

 

いまから5年前に自分が何を考えてたか思い出す事でさえむずかしいものです。
10年前なんてなおさら。中学3年生にとっての10年前は小学校入学前です。

 

覚えてませんよね。
でも、知りたくありませんか?自分がどんなことを考えてたか。

 

10年たっても同じです。
10年後に10年前、中学生だった自分は何を考え何に夢中になり何に悩んでいたのか

 

10年後の自分に知らせるつもりで、卒業文集に残してみましょう。
そう思って書くと、スラスラ書けてしまうものです。

 

もっと未来の自分を思ってもイイかもしれません。自分は中学生のときにどんなことを考えていたのか。自分の子どもが中学生になったときに読み返してみると感慨深いものがあります。

 

中学校の卒業文集というものは残るものです。
10年、20年と残るものです。ちょっとした、タイムカプセルになるんですよね。

 

書く内容に悩んでいる人は、こうしたことを意識すると書きやすくなると思います。