職業調べのまとめ方(中学生向け)

「職業調べ」のまとめ方(中学生向け)

中学での調べ学習「職業調べ」のまとめ方

中学生向けに「職業調べ」のまとめ方とヒントを掲載しています。
職業名をキーワードにした検索では良い情報が見つからないときの参考にしてみてください。

 

なりたい(調べたい)職業が見つかっていない人

このページの一番下にある調べたい職業が見つからない人向けのヒントをチェックしてみてください。

「職業分類表 厚生労働省」で検索

中学生の段階だと知っている職業がどうしても限られてしまいます。そこで参考になるのが厚生労働省の職業分類表です。ここに18,725種類の職業が分類されています(2022年の改定時点)。この中から職種名を見てピンときたものを詳しく検索してみると、やりたい仕事(調べたい職業)が見つかるかもしれません。参考にしてみて下さい。

すでに対象とする職業が決まっている人は、次の方法を試してみてください。

 

専門誌、業界紙の4月号をチェック

どんな職業でも、その職業の人(その業界の人)が読む専門誌、業界紙というものがあります。
大きな図書館に行けば置いてありますし、インターネットでも検索することができます。

 

狙い目は、その4月号

 

4月号には、その職業で初めて働き始める「新人」向けの特集が組まれています。

  • この仕事の魅力は
  • 大変なことやつらいことは
  • これからどんなことを勉強すればいいのか

など、その業界の先輩からのメッセージが掲載されているものです。
仕事や職種を知る上では大きなヒントになります。

 

いま働いている人の声だけに昔の知識が入っているということもありません。
中学生が読んでもわかる内容も多いので、チェックしてみることをオススメします。

 

資格が必要な職業は試験情報をチェック

職業によっては資格やある種の試験に合格しないとなれないものもあります。
そうした場合は、その資格の試験情報について確認してみましょう。

  • 合格率は?
  • 受験者の年齢層、男女比は?
  • 合格までに必要な勉強時間は?

試験対策サイトのようなものを見つければ、こうした情報が掲載されています。

 

試験の過去問にチャレンジしてみるのもイイかもしれません。
専門知識、専門用語を知らなくても解ける問題もあるはずです。

 

そうした問題を、調べた結果としてクイズ形式でまとめておくと、プレゼンするときなどに盛り上がる内容のレポートになります。

 

日本以外でのその職業の働き方について調べる

同じ職業でも国によって働き方が違うこともあります。
日本では試験に受からないとなれない職業が、なりたい人は誰でもなれる国もあります。

 

調べたい職業の後に、国名をつけて検索してみてください。
例えば、「先生 アメリカ」など。

 

その職業についての各国の事情がわかります。
日本ではあたり前だと思っていたことが違ったりと新たな発見があるはずです。

 

その職業に「転職」した人の情報を探す

ほかの職業と比べたその職業の良さということでは転職した人の体験談が参考になります。
職業名 転職 体験談」などで検索すると情報が見つかると思います。

 

複数の職業を経験した人だからこそわかる視点というものがあるはずです。
職業について多面的に調べるときに役立つ情報です。

 

年収をチェック

仕事の目的には「やりがい」などお金以外のものもありますが、お金も大事です。
収入という面で職業を比較してみるのも参考になります。

 

このとき参考になるのは総務省統計局のサイトにある賃金構造基本統計調査。
こちら ⇒ 賃金構造基本統計調査

 

この中の「職種」に職種別の賃金データが掲載されています。

 

下記のようなデータが見られます。

 

年収という形式でデータはありませんが、「決まって支給する現金給与額」が月給のことなので、これを12倍して、「年間賞与その他」を足せば年収が求められます。


調べたい職業が見つからない中学生向けのヒント

調べたい職業(なりたい職業)を見つける方法は2つあります。ひとつは、自分が好きなこと・得意なことから見つける方法で、もうひとつは自分が好きなもの・興味のあるものから見つける方法です。

 

こと」から探すか、「もの」から探すかです。

 

自分が好きなこと・得意なことから見つける

こと」というのは行動です。
話すことが好き、物をつくることが好き、みんなと協力して何かをするのが好き…といったことです。

 

「好き」をあまり大げさにとらえず、アレをしたとき気分が良かったな程度の好きでOKです。
(例えば、友達に何かを教えてあげたときに感謝されてうれしかったとか)

 

こうした自分が好きなことから職業を探してみましょう。
このとき注意しないといけないのは、早急に結論を出してしまわないようにすることです。

 

「教えることは好きだけど、教師・先生は大変そうだからなりたくない」
という考え方は自分の将来を狭めてしまうことになります。

 

教える仕事=教師・先生というのが間違いです。
教師・先生以外にも教える仕事というのは世の中にたくさんあります。そこを調べてみましょう。

 

世の中には自分が知らない職業というのがたくさんあります。
ただ、やみくもにどんな職業があるかと検索しようとしても一般的なものしか見つかりません。

 

そこで、自分が好きなことを軸に探してみて下さい。
「先生以外で人にものを教える仕事」のように検索するといままで知らなかった職業がみつかります。

 

そもそも好きなことがない…

そもそも仕事にできるような好きなことがない…というひとは、「好きなこと」のハードルを下げてみて下さい。ちょっと興味がある程度のことでも続けているうちにどんどん好きになってくるということがあります。また、そうしたもののほうが長く「好き」でいられるものです。最初から夢中になって時間を忘れてしまうほど好きなことがあるとは限りません。自分の中の「好きなこと」のハードルを下げて、可能性を拡げましょう。

 

好きなもの・興味のあるものから見つける

もうひとつの調べたい職業(なりたい職業)を見つける方法は「もの」から探す方法です。
これは「ファッション」「ゲーム」「鉄道」「料理」など業界から探すということです。

 

「業界」というと堅苦しく・むずかしく感じてしまうなら「ジャンル」と考えましょう。

 

夢中になるほど好きなジャンルがあればそれでもいいですし、そうしたものがない人は、ちょっと興味があるという程度でも十分です。調べているうちに夢中になっていくということもあるからです。

 

このジャンルから調べる場合も、早急に結論を出してはいけません。
「将棋が好きなんだけど、プロになれるほど強くない」と考えを止めてしまうはNG。

 

プロ棋士以外でも将棋に関わる仕事はあります。
好きなジャンルに関わる仕事にどんなものがあるかという視点で調べてみましょう。

 

結論を出す前にいろいろ調べてみる

中学生ぐらいになってくると、ある程度のことは予想できるので調べる前に自分で結論を出してしまうということがあります。職業についてあまり知識がない段階で、こうしたことをしてしまうと狭い範囲の中での結論となってしまいます。ちょっとでも興味を持ったことは、できるだけ広く調べてみることをオススメします。

 

中学生向け参考サイト


まだ、どんなことをしたいか決まってない人は下記のサイトが参考になります。

 

仕事探しのヒント

Yahoo!きっず版 総合>お仕事

 

画面イメージ

 

見た目が小学生向けのようですが、リンク先など中学生にも参考になるものが満載です。『もう「キッズ」じゃねえし!』なんて思わずにチェックしてみてください。

中学生の段階で職業調べを行う目的

中学校で職業調べを行う目的は、つぎの通りです。
やる気が出ないという人は、まずは目的を意識してみましょう。

 

自己理解と進路選択のサポート

自分自身の興味や能力、価値観を深めることができます。また、さまざまな職業を知ることで、自分にあった将来の進路やキャリアの選択肢を見つけられるようにもなります。

 

職業に関する知識と理解の拡大

多くの職業の業務内容や仕事の魅力、必要なスキルや学歴などについて学ぶことで、将来の職業選択に対する知識を広げることができます。また、社会や経済の仕組みを理解する手段にもなります。異なる職業の存在や役割、労働市場の動向などについて学ぶことで、社会的な意識や経済的な理解を深めることができます。

 

将来の目標設定とモチベーションの向上

将来の目標を設定するための情報を得ることができます。具体的な職業に対する理解が深まることで、自分の進むべき道や達成したい目標に対するモチベーションが高まります。

 

 

「いま、何のために勉強しているのかわからない」というモヤモヤした気持ちを抱いている人は、職業調べで自分の将来・進むべき道がはっきりすることで、勉強にも前向きに取り組めるようになります。