中学での調べ学習「職業調べ」のまとめ方
中学校で行われることが多い「職業調べ」の調べ学習のまとめ方とヒントを掲載しています。
職業名をキーワードにした検索では良い情報が見つからないときの参考にしてみてください。
このページの一番下にある職業探しのヒントをチェックしてみてください。
すでに対象とする職業が決まっている人は、次の方法を試してみてください。
専門誌、業界紙の4月号をチェック
どんな職業でも、その職業の人(その業界の人)が読む専門誌、業界紙というものがあります。
大きな図書館に行けば置いてありますし、インターネットでも検索することができます。
狙い目は、その4月号。
4月号には、その職業で初めて働き始める「新人」向けの特集が組まれています。
- この仕事の魅力は
- 大変なことやつらいことは
- これからどんなことを勉強すればいいのか
など、その業界の先輩からのメッセージが掲載されているものです。
職業を知る上では大きなヒントになります。
いま働いている人の声だけに昔の知識が入っているということもありません。
中学生が読んでもわかる内容も多いので、チェックしてみることをオススメします。
資格が必要な職業は試験情報をチェック
職業によっては資格やある種の試験に合格しないとなれないものもあります。
そうした職業の場合は、その資格の試験情報について調べてみましょう。
- 合格率は?
- 受験者の年齢層、男女比は?
- 合格までに必要な勉強時間は?
試験対策サイトのようなものを見つければ、こうした情報が掲載されています。
試験の過去問を調べてみるのもイイかもしれません。
専門知識、専門用語を知らなくても解ける問題もあるはずです。
そうした問題を、調べた結果としてクイズ形式でまとめておくと、プレゼンするときなどに盛り上がる内容のレポートになります。
日本以外でのその職業の働き方について調べる
職業は国によって働き方が違うこともあります。
日本では試験に受からないとなれない職業が、なりたい人は誰でもなれる国もあります。
調べたい職業の後に、国名をつけて検索してみてください。
「先生 アメリカ」など。
その職業についての各国の事情が分かると思います。
日本ではあたり前だと思っていたことが違ったりと新たな発見があるはずです。
その職業に「転職」した人の情報を探す
ほかの職業と比べたその職業の良さということでは転職した人の体験談が参考になります。
「職業名 転職 体験談」などで検索すると情報が見つかると思います。
複数の職業を経験した人だからこそわかる視点というものがあるはずです。
職業について多面的に調べるときに役立つ情報です。
年収を調べてみる
仕事の目的には「やりがい」などお金以外のものもありますが、お金も大事です。
収入という面で職業を比較してみるのも参考になります。
このとき参考になるのは総務省統計局のサイトにある賃金構造基本統計調査。
こちら ⇒ 賃金構造基本統計調査
この中の「職種」に職種別の賃金データが掲載されています。
下記のようなデータが見られます。
年収という形式でデータはありませんが、「決まって支給する現金給与額」が月給のことなので、これを12倍して、「年間賞与その他」を足せば年収が求められます。
まだどの職業にするか決まってない人は下記のサイトが参考になります。
職業探しのヒント
⇒ Yahoo!きっず版 総合>お仕事
画面イメージ
見た目が小学生向けのようですが、リンク先など中学生にも参考になるものが満載です。『もう「キッズ」じゃねえし!』なんて思わずにチェックしてみてください。