
中学校の家庭科では、衣食住や健康、消費生活など、日々の暮らしに関わる内容を学びます。その中で行われる「調べ学習」は、自分でテーマを選び、調べたことをまとめてレポート。
でも、「何を調べたらいいのかわからない…」という人も多いはず。
そんな中学生のために、この記事では家庭科の調べ学習にすぐ使えるテーマを10個紹介します。テーマごとにタイトルのサンプルもつけているので参考にしてみて下さい。
調べ学習は、「知る」ことで終わりではありません。調べてわかったことを、ぜひ、毎日の生活に活かしてください。例えば、こんな感じ。
家庭科は、身の回りのことがテーマになっています。
自分のくらしと向き合いながら、楽しく学んでいきましょう!
地域でとれる食材を使う「地産地消」は、環境にも家計にもやさしい考え方です。地元でとれる野菜や魚、伝統料理、地産地消のメリット(新鮮・輸送コスト減)などを調べてまとめる。
スーパーのチラシや価格表を参考に、安くて栄養バランスのよい献立を考える力がつきます。1食300円以内で作る献立、栄養バランスのポイント、調理方法などを調べて、実際にレシピを作ってみてもOK!
夜ふかししていない?成長期の体にとって睡眠がどれだけ大事かを調べて、自分の生活を見直すきっかけに。成長期に必要な睡眠時間、睡眠不足が体や心に与える影響、自分の生活をふり返ってみましょう。
マークの意味を知らないと服がダメになることも。洗濯表示の意味、素材ごとの洗い方、洗剤の選び方など。実際にタグを見て正しい洗濯の方法をまとめよう。
段差や手すり、トイレやお風呂の工夫など、高齢者の暮らしやすさを考えた住宅の工夫を調べてみよう。段差をなくす、手すりをつける、トイレ・お風呂の安全対策など、図や写真を使ってまとめるとGood!
節電、節水、リサイクル、食品ロスの削減など、家庭でできるエコな工夫を探してみよう。家庭でできるエコ活動(節電・節水・ごみの分別など)、SDGsとのつながり、家族へのインタビューもおすすめ!
「家計簿」の中身を調べてみると、お金の使い方や優先順位の付け方が学べます。収入と支出のバランス、固定費・変動費、必要な出費とは?親に協力してもらうとよりリアルな内容になります。
SNSやネットの使い方によるトラブル事例を調べ、安全に使うためのルールや心がけを考えてみる。身近な事例をもとに調べてみましょう。
日本での食品ロスの現状や、その原因、自分にできること(食べ残しをしない・保存方法を工夫するなど)を調べてみよう。
家族の一員としての役割や、家族の中での助け合いについて考えることで、身近な生活の大切さに気づけます。