中学社会の調べ学習で使える定番ネタを紹介

中学社会調べ学習のヒント

中学生向け社会の調べ学習で使える定番ネタを紹介

中学社会の調べ学習で使える定番ネタ「都道府県別の農産物」と「世界がもし100人の村だったら」のこのクラスバージョンについて紹介しています。

 

定番ネタ「都道府県別の農産物」

調べたものの割合・シェアを目立たせるには円グラフが適しています。
グラフを中抜きにしてイラストなどと組み合わせることで見た目もわかりやすくなります。

 

例えば、都道府県別の農産物割合などを調べたときに次のようにまとめます。

 

北海道の主な農産物シェア(2014年)

 

円グラフはエクセルで作成。
イラストは「野菜 イラスト フリー」等で検索すると使えるものが見つかると思います。

 

ちなみに、農産物のデータは農林水産省ホームページにあります。

統計情報 ⇒ わがマチ・わがムラ ⇒ ランキングで検索できます。

 

「世界がもし100人の村だったら」このクラスバージョン

「世界がもし100人の村だったら」という有名な本があります。

 

「世界がもし100人の村だったら」
100人のうち
52人が女性です
48人が男性です

 

というように世界の人口を100人に換算して表現したものです。
狙いはより身近に数字を感じられるということ。

 

これを応用して自分のクラスに換算し直してまとめることができます。

 

(例)日本がもし1年1組だったら

日本がもし1年1組(30人)だったら
65歳以上の高齢者が8〜9人です
15〜64歳の生産年齢人口が18人です
15歳未満が3〜4人です

 

座席表にあてはめて色を変えるとよりわかりやすくなります。
下記のような感じ。

 

ここではキリのいい30人学級で計算していますが、何人学級でも計算できますよね。

 

例えば、65歳以上の割合が27.3%と分かれば、これをクラスの人数にかけることで、このクラスに換算すると何人が65歳以上なのか計算することができます。

 

27.3%と聞くより、このクラスで言えば約8人というほうがピンと来ると思います。
経年比較をすることで、変化を把握することも可能です。

 

人についての割合を調べたときのまとめ方の参考にしてみてください。