モアイ像(イースター島)調べ学習のヒント集

モアイ像(イースター島)調べ学習のヒント集

モアイ像(イースター島)ってナニ?調べ学習のヒント

チリのイースター島にある巨石モアイ像
一度見たら忘れられないインパクト十分なカタチをしてますよね。

 

なぜ、つくられたのか」という理由は謎のまま。
わかっていることをまとめてみました。

 

チリのイースター島ってどこにある?

モアイ像があるのはチリのイースター島というところなのですが、どこかわかりますか?
これがチリ本土からかなり(3700km)離れていて、最も近い有人島とも2000kmも離れています。

 

数字が大きすぎで想像できないかもしれませんが、札幌から那覇までの直線距離が約2200kmです。
なので、イースター島と一番近い有人島がそのぐらいということ。

 

地図で確認!イースター島の位置

 

まさに孤島ですね。
ここにあのモアイ像があるのです。

 

このイースター島の面積は163.6 km2。
沖縄県の宮古島(158.93km2)と同じぐらいの小さな島です。

 

モアイ像の謎 なぜつくられた

モアイ像がつくられた目的については諸説あるのですが、お墓としてつくられたという説が有力です。日本の前方後円墳やエジプトのピラミッドと同じようなものということですね。

 

ただ、日本の古墳やエジプトのピラミッドがつくられた時代よりも、モアイ像は新しいものです。モアイ像がつくられたのは7世紀から17世紀にかけてで、日本では飛鳥時代から江戸時代にあたります。

 

江戸時代までつくられてたって最近ですよね。
それなのに、なぜつくられたかがハッキリしないのです。

 

イースター島のモアイ像 大きさ、意味は

イースター島にあるモアイ像の大きさは最大で高さ20メートルおもさ90トンにもなるそうです。
運ぶだけでも大変ですよね。どうやってつくった場所から運んだのか?これも謎。

 

「モアイ」の由来は諸説あるのですが、有名なものは2つ。
ひとつは、モアイ=「像」というもの。これだとモアイ像は「像像」となってしまいますね。

 

もうひとつは「モ=未来に」「ア=生きる」の意味で、「未来に生きる」という意味です。
モアイがお墓だとすると、しっくりくる説です。

 

モアイ像とモヤイ像(渋谷にあるのはモヤイ像)

渋谷(東京)の待ち合わせスポットとして忠犬ハチ公像とともに有名なのがモヤイ像です。
カン違いしている人も多いのですが、渋谷にあるのは「モアイ」ではなく「モヤイ」です。

 

渋谷のモヤイ像

渋谷にあるモヤイ像
名称も見た目も「モアイ像」と似ている「モヤイ像」ですが、ちがうものです。
モヤイ像は伊豆諸島の新島でつくられている石像で、渋谷にあるのは新島から贈られたものです。

 

なぜ、こんなに似ているかというと、イースター島のモアイ像をモデルにモヤイ像をつくったから。「モヤイ」には「助け合う、協力し合う」という古い日本語の意味があり、この言葉が新島には残ってたことから「モヤイ像」と名付けられました。

 

先にも説明しましたが、「モアイ」のほうは、「モアイ」=「像」という意味と、「モ」=「未来に」、「アイ」=「生きる」という意味があります。