パソコンで入力するカタカナは2種類あります。
半角カタカナと全角カタカナ。
小さいほうが半角、大きいほうが全角という覚え方でも間違っていません。
半角2文字分で全角1文字分になるので、ハンカクとハンが同じ長さになります。
入力スペースが小さいときは、半角のほうが便利ですよね。
ただ、「半角カタカナは使うべきでない」という話を聞いたことありませんか?
「文字化けするからダメ、ゼッタイ」なんて。
実際はどうなんでしょうか。
「半角カナは使ってはいけない」というのは昔の話。
いまはそれほど気にする必要はありません。
では、使っても何の問題もないかというと、そうとも言い切れないのがややこしいところ。
「半角カナは使ってはいけない」時代のシステムが残っていると影響があります。
そんな古いパソコンは使っていないという問題ではありません。インターネットやメールを利用する場合には、自分だけではなく相手のシステムも関係してくるからです。
無難に行くなら全角カタカナ。
入力スペースが小さい場合など仕方ないときだけ半角カタカナ。
この使い分けで実用的には十分です。
で、トラブルなど何かあったときに半角カタカナが原因かなと疑ってみればOKです。
入力した文字を半角カタカナに変換するにはファンクションキーを使います。
キーボードの一番上の列にあるキーです。
「F8」キーで半角カタカナ、「F7」キーだと全角カタカナになります。
外国人名などの入力のときに便利な機能です。
「F7」か「F8」かまでは正確に覚えておかなくても、とりあえずどちらかを押してみればOK。違っていたら隣のキーを押せばいいのです。
「半角カタカナ、全角カタカナは、キーボードの上の列にあるファンクションキーで変換できる」とざっくり覚えておけば十分です。