中学技術家庭のテスト対策(2)LAN、WAN
中学技術家庭(情報分野)のテスト対策問題(2)LAN、WAN
次の中からLANの説明として正しいものを選びなさい。
- (ア)インターネットにつなげるための装置
- (イ)複数の機器をネットワークにつなげる装置
- (ウ)学校内など限られた範囲をつなげたネットワーク
- (エ)世界中からアクセスすることができるネットワーク
(正解はページ下部)
中学技術家庭向けIT用語解説:LANとWAN
まずは読み方から。
LANは「ラン」、WANは「ワン」と読みます。
表記の違いは「L」と「W」。
共通する「AN」は「Area(エリア) Network(ネットワーク)」の略です。
「L」は「Local(ローカル)」、「W」は「Wide(ワイド)」の意味です。
ローカルは、ローカルフードとかとで使われるローカルと同じ。
「地方の」「地元の」といった意味で「LAN」の場合は、限られたエリアのネットワークということになります。限られたエリアというのは、「この学校の中だけ」「この会社の中だけ」ということです。
「ランケーブル」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
これは文字通りLANにつなぐケーブルのことです。
最近はケーブルが不要な無線LANも増えていますよね。
無線でも優先でも限られたエリア内のネットワークのことをランと呼びます。
いくつかのLANをつなげて範囲を広くしたのがWAN。
Wide(ワイド=広い)というのはそうした意味です。
具体的には、学校の中だけでLANを構築して、同じ市内、区内の学校のLAN同士をつなげてWANを構築するといったことが考えられます。
インターネットは…
ネットワークというとインターネットを想像する人がいるかもしれませんが、インターネットはLANやWANの先になります。学校の中のLANを経由してインタネットにつながるというのが一般的です。
ただし、インターネット側から学校の中のLANは見られないようになっています。
(そうした設定が漏れている場合は、のぞかれてしまいます。)
中学技術家庭(情報分野)のテスト対策問題(2)LAN、WANの正解
(ウ)学校内など限られた範囲をつなげたネットワーク