
主記憶装置の別名として正しいものを選びなさい。
(正解はページ下部)
IT用語にしては漢字が並んでいるめずらしいワードです。どちらも「記憶装置」となっているようにプログラムやデータを記憶する役割を担っています。
違いは「主」と「補助」。
言葉からイメージできるように「主」のほうがメインで、「補助」がサポート役です。
といっても、コレだけじゃわかりにくいですよね。
CPUの役割を覚えていますか?(参考記事:テスト対策(8)CPU)
プログラムを処理する(演算機能)のがCPUの役割でした。
このときにプログラムやデータを読み込む必要があります。
ところがCPUには読み込むエリア(場所)がありません。
では、どこに読み込むかというと主記憶装置です。
つまり、プログラムやデータは主記憶装置に読み込まれたものがCPUの演算機能で実行されるというわけです。
主記憶装置はプログラムを実行するためにデータなどを読み込むエリアですので、電源を切ると読み込んだデータは消えてしまいます。あくまで実行のために一時的に読み込むだけです。
となると、ワードやパワーポイントで作成したファイル(データ)を保存しておく場所が主記憶装置とは別に必要になります。それが補助記憶装置です。
具体的にはハードディスクが使われます。
ややこしいことにもうひとつ記憶装置があります。
「外部」記憶装置と呼ばれるものです。
何に対しての「外部」ののかというとコンピュータに対してです。
主記憶装置や補助記憶装置がコンピュータの中にあるのに対して、コンピュータに差したり、入れたりして使用するのが外部記憶装置です。
USBメモリ、DVD、メモリカードなどが外部記憶装置になります。
外部記憶装置の中にもメモリとつくものが出てきてややこしいのですが、主記憶装置はメインメモリのことで、メモリとつくものがすべて主記憶装置ではないことを覚えておきましょう。
(ア)メインメモリ
USBメモリやフラッシュメモリは外部記憶装置に使用されるものです。