


令和5年度の学校保健統計調査によると、中学生で虫歯のある人の割合は次のようになっています。
| 虫歯のある人(%) | 虫歯治療済み(%) | 虫歯未処置(%) | |
|---|---|---|---|
| 中学1年 | 26.60 | 16.08 | 10.52 |
| 中学2年 | 26.50 | 15.91 | 10.60 |
| 中学3年 | 30.69 | 18.68 | 12.00 |
データ出所「令和5年度学校保健統計調査」
中学1年の段階では4人に1人ですが、徐々に虫歯がある人が増え、全国平均で中学3年になると10人に3人程度となります。ただ、この数値は年々下がっています。
| 虫歯のある人(男子%) | 虫歯のある人(女子%) | 男女差 | |
|---|---|---|---|
| 中学1年 | 25.53 | 27.72 | -2.19 |
| 中学2年 | 24.96 | 28.12 | -3.16 |
| 中学3年 | 28.86 | 32.60 | -3.74 |
ちょっと意外なデータですが、男女別に同調査の結果を見ると男子より女子のほうが虫歯が多くなっています。女子のほうが甘いもの好きだからでしょうか?女子のほうが身だしなみに気をつけている気がしますが、歯に関してはちがうようです。
過去の学校保健統計調査の結果を比較してみるとこうなります。
いまから30年以上前の平成5年度(1993年度)の調査によると中学1年生の段階で83.38%が虫歯があり、3年生となると89.19%(およそ10人中9人)に虫歯がありました。
昔の中学生は、虫歯があるのがあたり前だったんですね。
当時は学校で給食後に歯を磨くことがなかったことが影響していると思われます。
そこから10年後(いまから20年近く前)の段階でも7割近い中学生に虫歯がありました。
ところが、中学校で歯磨き指導が徹底されるようになり、これが激減。
いまでは、虫歯がある人のほうが少数派となっています。
「昔のほうがよかった…、いまの中学生は…」とネガティブにいわれることが多いですが、虫歯に関しては、いまの中学生のほうが優秀なんですね。