中学卒業後に進学するのが上級学校上級学校とは、中学卒業後に進学する学校のことです。小学校卒業後は、私立か公立かのちがいはあっても中学校(含む中高一貫校)に進学することになりますが、中学校卒業後は進学先にいろいろな種類の学校があります。これが上級学校です。中学校で上級学校調べというのを総合学習などの時間に行うと思いますが、ここではそのヒントとなることをまとめました。上級学校にはどんなところがあるの(上級学校の種類)上級学校の種類としては次のものがあります。一般高校:大学進学を目指す生徒が多い一般的な高校専門学校:スポーツや芸術などの特定の分野に特化した学校専修学校:美容師や調理師など具体的な職業に特化したスキルを学ぶ学校国際学校:英語での授業や海外留学など国際的な教育に注力している学校上記はあくまで特徴を大きくまとめたものです。一般高校でも、海外留学制度のある高校があるように、厳密に分かれているわけではありません。一般高校の全日制と定時制全日制とは、朝から午後まで授業を受けるスタイルの学校のことを指します。主に平日に学校に通い、幅広い科目を学びます。国語、数学、英語、理科、社会科など、基礎的な教科をバランスよく学ぶことができます。定時制は、授業時間が通常の全日制よりも短くなっています。主に午後から授業が行われ、学校への通学時間を調整できるため、仕事やアルバイトなどとの両立がしやすくなっています。専門学校と専修学校のちがい専門学校と専修学校。ちがうのが一文字だけで、ややこしいですが学ぶ内容にはちがいがあります。専門学校とは、音楽、美術、ファッション、スポーツ、ITなど特定の分野に特化した学校です。その分野について専門的な知識や技術を学ぶことができます。専修学校とは、美容師、調理師、自動車整備士など職業スキルを身につけることができる学校です。特定の職業スキルを専門的に学ぶことになるのですが、こちらは専修学校と呼ばれます。つまり、特定の分野について学ぶのが専門学校。職業スキルを身につけるのが専修学校というわけです。上級学校の調べ方(ステップバイステップ)ステップ1: 目標を設定する上級学校に進学したい理由や勉強したい分野を考えましょう。明確な目標や将来の方向性が決まっていない場合は、「とりあえず進学」といったものでもかまいません。進学先でそうしたものが見つかることもあります。ステップ2: 情報収集を開始するインターネットや図書館などから情報を集めましょう。情報源として次のようなものが使えます。学校のウェブサイト各学校の公式ウェブサイトは、学校のカリキュラム、入学要件、キャンパス施設、学費などの情報を提供しています。パンフレットやガイドブック学校が発行しているパンフレットやガイドブックは、詳細な情報を提供していることがあります。オープンキャンパスや進学フェア学校が開催するイベントに参加すると、学校の雰囲気やカリキュラムについて直接聞くことができます。先輩や先生先輩や先生に進学先の情報やアドバイスを聞いてみましょう。ステップ3: 比較と評価収集した情報を比較し、自分の目標や希望にあうかどうかを評価しましょう。以下に掲載したものがチェックポイントになります。カリキュラム: 学校での授業や制度が自分の興味や目標に合っているか確認しましょう。入学要件: 必要な成績や試験などの入学要件を確認し、自分の能力や準備が追いつくかどうかを考えましょう。キャンパス施設: 学校の施設や設備が自分の学びや生活に適しているか考慮しましょう。通学時間も確認しましょう。費用: 学費や奨学金制度など、経済的な側面も重要です。自分や家族の負担がどの程度かかるのかを確認しましょう。ステップ4: 問い合わせや訪問興味のある学校に問い合わせをしたり、学校を訪問してさらなる情報を入手しましょう。問い合わせ: 学校にメールや電話で問い合わせをし、自分の疑問や不明点を解消しましょう。入学手続きや学費、奨学金制度などについて尋ねることが重要です。学校訪問: 学校のオープンキャンパスや個別のキャンパスツアーに参加し、実際の雰囲気を体験してみましょう。キャンパスツアーでは質問を積極的にすることが大切です。ステップ5: 決定と準備収集した情報や自分の評価を考慮し、上級学校を選択しましょう。学校への出願や入学試験の準備、必要な書類の用意など、進学先に応じた手続きや準備を進めましょう。注意点: 上級学校の選択は重要な決断ですので、時間をかけて情報収集し、よく考えて選ぶようにしましょう。また、自分自身の興味や将来の目標を大切にし、他人の意見だけに左右されずに判断することも重要です。
